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牛久沼いろいろ

 

ハクチョウ

 かつては、牛久沼にたくさんのオオハクチョウが飛来し、ひとときの休息を求めていた。しかし現在では急激な環境変化の影響か飛来するオオハクチョウは稀である。今年の冬(平成13年)、厳寒に迷ってか、二羽のオオハクチョウが約十年ぶりに飛来し話題になった。
現在の牛久沼のハクチョウはコブハクチョウといい、昭和38年皇居より一対のつがいを譲りうけ繁殖したものである。
コブハクチョウの特徴はくちばしが橙赤色で、くちばしの根元に黒いこぶがある。よく飼育されているせいか人懐っこいハクチョウである。
牛久沼を管理する竜ヶ崎市では、昭和49年にハクチョウを市の鳥に指定している。


コブハクチョウ 


浮田

沼にぷかぷかと浮いているように見える田圃、かつては牛久沼の代表的な特質であって、沼全体で180町ほどあったが、現在ではその痕跡が僅か残るだけである。
浮田は、水中に杭を打ち込んで枠を作り、沼底の泥を積み上げて作った人工の水田であった。浮田で作られる稲は虫が付きにくく、良質の米が取れたという。

浮田跡

 


未来の牛久沼、緑ゆたかな水際構想

茨城県及び龍ヶ崎市、牛久市、茎崎町、藤代町、伊奈町の共同構想として、牛久沼の広大な湖面や水生植物などの豊かな自然環境や雲魚亭などの文化遺産など多様な魅力を秘めた美しい水際線を守り、水際を軸としたうるおいのある生活環境を創造するため、保全、生活、活用の三つの柱を核に下記の通り牛久沼水際地域計画を制定した。
親(親水ゾーン) 眺(自然ゾーン)
森の里団地に接した河川空間や堤内地を利用して親水広場や散策路を整備し、水辺と親しめるゾーンとする 小川の流れを利用してせせらぎ広場を整備し、牛久沼に残された自然を育成しながら眺望を楽しめるゾーンとする。
楽(水辺ゾーン) 彩(川辺ゾーン)
トンボ池、アヤメ園など湿地帯の自然を育成する自然保全地や、水辺を多様に利用できる水辺広場、運動公園などを配置し、自然を保全するとともに水辺で楽しむことが出来るゾーンとする。 稲荷川沿いに色鮮やかな木立ちが続く並木道や散策路を整備し、景観に配慮した彩りのあるゾーンとする。
潤(緑陰ゾーン) 憩(街並ゾーン)
遊水池と一体となった花と緑の豊かな緑地広場や、木陰の多い散策路によって潤いのあるゾーンとする。 並木道と散策路が続く水際線を整備し、牛久沼と小貝川がネットワークされた街並みに調和した憩いのゾーンとする。
 

漁業

古くから牛久沼では漁業が盛んであった。今も牛久沼漁業組合があり漁業は細々と続いている。
牛久沼は魚の産卵場所や生息に必要なマコモやヨシなどの水生植物が多い為比較的多くの種類の魚が見られる。
魚の役割は単に漁業としてでなく水の汚れの原因となる成分を吸収し沼の水質維持に役だっている。
さらに漁業組合では定期的に数種類の魚類を放流し牛久沼の資源保護に勤めている。

  


沼に生息する魚の種類

コイ、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、モツゴ、オイカワ、ワタカ、ワカサギ、サケ、ウナギ、ナマズ、ドジョウ、タイリクバラタナゴ、ハクレン、オオクチバス、ブルーギル、カムルチー、テナガエビ、モクズガニなど。

 

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